遺言作成の
記事一覧
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2024.03.22
民法966条1項を理由とする遺言の無効
- 遺言作成
1 はじめに 民法966条1項は、「被後見人が、後見の計算の終了前に、後見人又はその配偶者若しくは直系卑属の利益となるべき遺言をしたときは、その遺言は、無効とする」と定めます。 被…
弁護士: 森遼太郎
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2023.12.01
海外在住の方の遺言書作成
- 遺言作成
1 相続に関する裁判の管轄 日本人の方が海外に移住され、そのまま海外で亡くなるというケースも多くあります。相続について日本の裁判管轄が認められるのは、以下の家事事件手続法3条の11…
弁護士: 立野里佳
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2023.11.30
死因贈与と内容が抵触する遺言がある場合
- 遺言作成
1 はじめに 被相続人が、生前、遺言を作成した後、さらに別の遺言を作成したのち死亡した場合、先に作成された遺言は、のちに作成された遺言によって撤回されたものとみなされます(詳しくは…
弁護士: 中川真緒
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2023.10.05
将来取得予定の財産を相続させる場合の遺言書
- 遺言作成
1 将来取得予定の財産 通常は、遺言者の有する一切の財産を■■に相続させる、と記載して、遺言者死亡までに財産の変動があっても、相続人または受遺者に相続させることができます。しかし、…
弁護士: 仲野恭子
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2023.08.10
自筆証書遺言の自書性
- 遺言作成
自筆証書遺言は、遺言者自身が遺言書の全文、日付および氏名を自書することが必要です(民法968条)。仮に、遺言無効確認訴訟が提起され、遺言の自書性が争われた場合には、①筆跡の同一性、…
弁護士: 田代梨沙子
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2023.05.19
行方不明の遺言の効力
- 遺言作成
1 はじめに 相続人が遺言書を偽造、変造、破棄、又は隠匿した場合、当該相続人は相続人になることができなくなります(民法891条5項)。この場合、当該相続人以外の相続人で遺産を分割し…
弁護士: 田代梨沙子
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2023.02.24
相続させる旨の遺言について
- 遺言作成
1 「相続させる旨の遺言」とは 「被相続人は、相続人に対し、特定の遺産(相続財産)を相続させる。」 このような遺言は、「相続させる旨の遺言」と呼ばれ、「遺産分割の方法の指定とし…
弁護士: 中川真緒
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2023.01.27
自筆証書遺言書保管制度
- 遺言作成
自筆証書遺言は、費用も公証人の関与もなく作成できる遺言です。(自筆証書遺言の方式について、コラム「相続法改正①自筆証書遺言の方式緩和」を参照ください。)しかし、遺言書の紛失のおそれ…
弁護士: 田代梨沙子
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2022.11.03
「相続させる」旨の遺言(特定の遺産を「相続させる」場合)
- 遺言作成
1 はじめに 本稿では、遺言実務においてよく見られる「相続させる」旨の遺言について解説いたします。 2 「相続させる」旨の遺言の解釈に関する判例 判例(最二小判平成3年4月19日・…
弁護士: 土井將
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2022.02.28
相続法改正①自筆証書遺言の方式緩和
- 遺言作成
1 相続法の改正について 平成30年7月6日,民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律(平成30年法律第72号)が成立し,7月13日に公布されました。今回の相続法の見直しは,多岐…
弁護士: 玄政和
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