仲野恭子の
記事一覧
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2023.10.05
将来取得予定の財産を相続させる場合の遺言書
- 遺言作成
1 将来取得予定の財産 通常は、遺言者の有する一切の財産を■■に相続させる、と記載して、遺言者死亡までに財産の変動があっても、相続人または受遺者に相続させることができます。しかし、…
弁護士: 仲野恭子
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2023.09.08
自動車の相続手続
- 遺産分割・遺留分
1 自動車の相続手続きが必要 遺産の中に自動車がある場合、その後売却したり廃車にする場合でも、まずは相続手続きにより相続した人への名義変更が必要になります。 2 相続する人を決める…
弁護士: 仲野恭子
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2023.08.10
相続人としての資格
- 遺産分割・遺留分
1 相続人の確定 遺産分割協議を行う上で、相続人が誰かの確定は非常に大切です。たとえば、相続人の一人が遺産分割協議に加わっていなければ、もう一度やり直しになることもあるからです。 …
弁護士: 仲野恭子
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2023.07.09
遺言書の破棄隠匿行為と相続欠格事由
- 遺産分割・遺留分
1 遺言書の破棄隠匿行為 民法891条本文および同条5号により、相続に関する被相続人の遺言書を偽造し、変造し、破棄し、又は隠匿した者は、相続人となることができません。 …
弁護士: 仲野恭子
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2023.06.15
寄与分(被相続人が経営する会社への労務提供)
- 遺産分割・遺留分
被相続人が経営する会社への労務提供を行った場合に、その貢献は相続において寄与分として反映されるのでしょうか。 1 原則 寄与分は認められない 被相続人が経営する会社へ…
弁護士: 仲野恭子
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2023.05.18
代償金の確保
- 遺産分割・遺留分
1 代償金の確保 遺産分割において、代償分割を行う場合、合意内容どおり代償金の支払いがあるべきですが、きちんと代償金を支払ってくれるか不安な場合もあるかと思います。対象不動産が被相…
弁護士: 仲野恭子
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2023.04.20
遺産分割調停に出席しない当事者がいる場合
- 遺産分割・遺留分
1 調停に代わる審判の活用 遺産分割調停を申し立てても、数次相続が発生しており、遺産分割に対する関心が薄い当事者が出席しなかったり、敵対的な意向のため敢えて出席しない当事者がいるこ…
弁護士: 仲野恭子
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2023.03.07
相続人以外の方に相続させたい場合の遺言書
- 遺産分割・遺留分
1 法定相続人以外の方に相続させたい場合の遺言書 法定相続人ではない第三者に遺言書で財産を譲る場合には、「相続させる」との表現ではなく、「遺贈する」と記載します。 包括遺贈の記載例…
弁護士: 仲野恭子
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2023.02.23
遺留分侵害額の請求の意思表示方法
- 遺産分割・遺留分
1 遺留分侵害額の請求の意思表示の重要性 遺留分侵害額の請求を行う場合、注意しなければならないのが、消滅時効にかかっていないかどうかです。別コラムで紹介しているとおり、相続が発生し…
弁護士: 仲野恭子
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2023.01.25
改訂長谷川式簡易知能評価スケールと遺言能力
- 遺産分割・遺留分
1 遺言能力 遺言書を作成するためには、遺言書作成時点において、遺言能力が必要です。 遺言能力については、別コラムで詳細を記載しております。 2 改訂長谷川式簡易知能評価スケール …
弁護士: 仲野恭子