預貯金の有無・残高の調査

　遺産として預貯金はおそらくあるはずであるものの、金融機関や支店、額が不明であり、何を相続できるか分からない、といったご相談を受ける場合があります。

このような状況の場合、下記の手順で預貯金を調査することが可能です。

１　調査の手順

①被相続人が使用していたと思われる金融機関に問い合わせ、口座の有無を調査する

②①の後（または同時に）、当該口座の残高を調査する

２　①口座の有無の調査

①について、被相続人が使用していたと思われる金融機関に照会をかけることになります。全く心当たりがなければ、被相続人の住所地から近い金融機関、いわゆる都市銀や主要地方銀行に個別に照会をかける方法が考えられます。

３　②口座の残高の調査

①の方法で、ある金融機関に被相続人の口座があると調査できれば、次は②残高の調査をすることとなります。具体的な残高調査方法は、各金融機関により申請書や必要資料が異なります。

参照

ゆうちょ銀行

https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/henko/tzk_hnk_issue.html

みずほ銀行

https://www.mizuhobank.co.jp/retail/tetsuduki/inheritance/zandaka.html

残高調査等このような調査は煩雑です。ご相続に関して、相続人間で特に何か揉めている訳ではないが、まずはこうした「遺産を調査したい」という場合でも、ひとまず当事務所にて遺産の調査をさせていただくことも可能ですので、お気軽にご相談下さい。